初鰹

2018.03.27

高知では桜が満開となり、土佐近海の初鰹が水揚げされはじめました! よく「初鰹」と「戻り鰹」はどうちがうの??と質問を受けます。 鰹は太平洋や大西洋などの温帯地域で群れをつくって泳いでいて、春頃(この時期が初鰹)になると土佐沖の黒潮にのって東へと餌を求めて移動をし、9月頃宮城、三陸沖などでUターンして南下を始めます(この時期頃から戻り鰹というようです!)。初鰹は小ぶりで脂はのっていないのですが、モチモチとした食感!それとは対照的に脂がのって大きなものが戻り鰹になります。「女房を質に入れてでも食べたい初鰹!」といった言葉があるようですが、ここ土佐の鰹好き(鰹ツウ)の人たちには脂が少なくモチモチで旨みの詰まった初鰹が戻り鰹よりも好まれているように思います(個人的な感想ですが・・・) 漁師さんに聞いたのですが、群れから外れて土佐近海の磯などに住み着く鰹もいるらしく、鰹も色んなのがいるようです! まあウマけりゃ良いですが(^^)/